モニカ・ベルッチ  映画マレーナ

 

 

はい、みなさん、また、お会いしました。

 

今日の映画は、マレーナ言います。

マレーナ、何でしょう。

主人公の女性の名前です。

 

この映画は、少年が年上の女に恋をして、大人になって行く。

ありきたりの映画。

 

まぁ、みなさん、この映画は違います。

どう違うのでしょう。

 

第二次世界大戦下での、イタリア、シチリア島の話です。

 

 

イタリアのガキどもが

ガキ言うたらいけませんねぇ。

 

少年たちが、島で1番の美人のマレーナに憧れを持ちます。

ええ女やなぁ、少年たちは言います。

 

しかし、この映画の主人公の、少年レナートは初恋をします。

 

だけれども、このガキのレナートは、妄想が膨らみます。

 

 

憧れの女性の、マレーナから、こっちにおいで言われます。

まぁまぁまぁ、妄想ですな。

妄想、もっと膨らんでいきます。

 

 

ここら辺のシーンは、いかにもイタリア映画ですなぁ。

12歳のガキのレナートは、恋焦がれながらも

こういう妄想をします。

思春期のガキには、よくある話ですなぁ。

 

さて現実は、第二次世界大戦の最中。

27歳のマレーナの夫は、結婚して、わずか2週間で招集されます。

 

夫がいなくなったマレーナは、仕事を探します。

だけれども、誰も雇ってはくれません。

 

仕事がない、マレーナは、娼婦になります。

怖い、怖い、怖い。

 

 

髪の毛、赤く染めます。

キャメラマレーナをアップで写します。

 

清楚な恰好をしていた、マレーナの豹変した姿を映します。

怖い、怖い、怖い。

 

マレーナ、椅子に座ります。

イタリア人の男は、スケベが多い、多い。


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マレーナが、タバコを咥えると

いっせいにライターで火をつけようします。

いかにも、イタリア映画らしい、見事な演出です。

 

マレーナの元に、夫が戦死した言う電報が届きます。

 

マレーナは、ドイツ兵の相手もします。

まぁ、まぁ、まぁ、怖い、怖い、怖い。

 

そうこうしている内に、第二次世界大戦は終わります。

 

すると島の不細工な女たちは

綺麗な女のマレーナを苦々しく思っていました。

怖い、怖い、怖い。

 

ドイツ兵の相手もしていたマレーナはリンチを受けます。

 

 

女の嫉妬は、怖い、怖い、怖い。

 

モニカ・ベルッチ

この場面のために、本当に髪を切っています。

見事な女優魂です。

えらい、えらい、えらい。

 

マレーナは、島を追われるように出て行きます。

 

だけれども、マレーナの夫の戦死の知らせは誤報だったと

島中に広まります。

 

片腕を無くした夫が、島に帰って来ます。

 

マレーナが、娼婦になったり、

ドイツ兵の相手をしていたなどの噂が、夫の耳に入って来ます。

 

だけれども、夫に手紙が届きます。

夫が出征したあと、島の者が、どれだけ酷いことをしたか。

生きていくために娼婦になったこと。

彼女は悪くない、書いてあります。

 

あなたの奥さんの真実を知るのは僕だけです。

マレーナさんはあなただけを愛しています。

 

手紙には、彼女が乗った電車の行先を書いてあります。

 

夫は、手紙の内容を信じ、島を出て行ったマレーナの所に行きます。

 

一年後、夫とマレーナは、島に帰って来ます。

 

 

マレーナは、堂々と島を歩きます。

 

やがて、不細工なオバさんたちも、

マレーナのことを受け入れるようになります。

 

マレーナは、食料品を買います。

マレーナをリンチにしたオバさんが、

おかえり、言います。

 

 

マレーナが、帰っている時に、食品を落とします。

ガキのレナートは、マレーナのところに行きます。

そして、拾って、マレーナに渡します。

 

 

 

マレーナさん、どうぞお幸せに

 

 

手紙を書いたのは、レナートでした。

 

 

はい、みなさん、いかがでしたか。

見事な演出でした。

 

監督は、ジュゼッペ・トルナトーレ

ニュー・シネマ・パラダイス」も監督しています。

 

主演女優は、モニカ・ベルッチ

「イタリアの宝石」言われている女優。

 

マトリックス リローデッド」にも出ております。

 

 

それでは、また次回お会いしましょう。

 

サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。