1976年
話題になりました。
「カサンドラクロス」は、
イタリア・イギリス・西ドイツ・フランス・アメリカ合作のサスペンス映画
キングコングと良い対決になるだろうと映画雑誌。
ジェシカラングのデビュー作品。
彼女は「郵便配達は二度ベルを鳴らす」で女優の地位を確立しました。
「カサンドラクロス」には、ラッタッタのソフィアローレンが出演していました。
このCMは大林亘彦監督がまだ、CMディレクターだった時のもの。
ソフィアローレンが大林監督に
「なぜ日本語は、1、2、3、の2と3が同じ発音なの」と質問したらしい。
大林監督は「日本語は非常にデリケートな発音をするんです。
ラ、タ、トゥア、が正しい発音なんです」といい加減なことを言ったそうです。
ソフィアローレンは納得したそうです。
なんだかフランス語の、1: un アン、2: deux ドゥ、3: trois トワ、みたいな。
東京では「カサンドラクロス」の1本立ての映画でしたが
地方では「ラストコンサート」との2本立てでした。
私は「カサンドラクロス」の方を観に行ったのですが、
「カサンドラクロス」は、面白くないと感じました。
他の観客も同じ感想だったようで、シーンとしていました。
しかし、次の「ラストコンサート」で
女性客とかは、ハンカチを取り出して泣いていました。
男性は、女優の「パメラ・ヴィロレージ」が綺麗、可愛いとうっとり。
「カサンドラクロス」より「ラストコンサート」が話題になりました。
凄い人気だったので、アンルイスにも歌わせる商売っ気。
時間とは残酷なもので
年齢と共に移り行く「パメラ・ヴィロレージ」