SNSで議論を呼んでいる。
6日午前11時25分ごろ、ごみステーションにごみを出す途中、
泣いている小さい女の子を美羽さんが発見した。
1人では危ないと気になり、「どうしたの?」と朱里さんが声をかけた。
俺は男だけど声はかけない。
小さな女の子に話しかけたりすると犯罪者と間違われるのが怖い。
朱里さんは「女の子は3歳で、『お母さんを探しにスーパーに行くところ』と話していた。車の交通量が多くて危ないと心配になり、
女の子が歩いてきた道を一緒に戻って家に送り届けることにした」と振り返った。
男が小さい女の子を連れまわしていたら異常者と思われる。
警察に通報されたら怖いので、申し訳ないけど、そんな事はできない。
美羽さんは「泣いている汗だくの女の子を見つけた。
姉に知らせて、保護することにした」と話す。
姉妹は、家に送り届けるまでの約330メートルを女の子のペースで寄り添った。
歩き疲れた女の子を朱里さんが抱っこしたりした。
男が泣いている幼い女の子を抱っこしていたら誘拐と間違われる。
家の前では祖母が心配そうに待っていた。
孫が無事に戻って、祖母は思わず涙した。
事情を聴くと、女の子の母親は仕事で出かけ、
同じ敷地内にいる祖母に女の子を託したという。
男が女の子を家に連れて行ったら、祖母から変質者と
逆ギレされて警察に通報されるかもしれない
女の子は母親が買物に行ったと勘違いして、探そうと家を出たようだ。
田中署長は「小さい子が事故に遭う可能性がある中、
勇気を持って保護していただいた。近くには用水路もある。車の交通量も多い。
当日は暑い日でもあった」と話し、姉妹の思いやりに感謝した。
男だったら疑われて事情聴取を受けるかもしれない。
迷子の女の子には悪いけれど
犯罪だと疑われるのが怖いから声掛けなんてできない。
そんな意見が多かった。