和室のない家を建てた理由

 

災害で家が全壊して、家を建て直す時、

和室を無くすことにしました。

 

 

理由、その1

建て直す前の家で、母親を介護していました。

母は「パーキンソン病」でした。

 

とにかく、廊下、風呂、トイレ、可能な限り、手すりを付けました。

母は座れません。

畳の上に介護用ベッドを置いていました。

 

理由、その2

私たち夫婦は若くはないので、

将来を考えた時、和室は不要ではないかと考えたからです。

 

理由、その3

建て直す前の家に、母のために、手すりを付けましたが

廊下が狭くなる。

その他の場所でも

手すりを付けた場所が狭くなったのです。

 

ですから、家を建て直す時、

自分たちの老後を考えて、手すりなどを最初から付けておこうと決めました。

 

廊下は、手すりがあっても、車イスで移動できる幅を確保しました。

ドアも車イスで通れるドアにしました。

 

母の介護をしていた時に感じた不便だった所を思い出し間取りを決めました。

 

老後には立ち座りが、身体に負担がかかると思いました。

そうすると、畳は要らない。

つまり、和室は要らないという結論が出たのです。

 

バリアフリーの家を建てるとすると

和室は、バリアフリーにならないと考えました。

 

ネットで家を建てる時のアドバイス的な記事があります。

 

和室があると、お客さんが来たときに便利です等々。

 

我が家には、友人や、昔からの知り合いしか来ませんので

リビングに通します。

 

和室があった方が良いという方々は和室を作るのはOKだと思います。

家族構成によって、どんな間取りにしたいかは変わります。

 

私たち夫婦は、これから老いていくので

和室がない間取りを選択しました。