空襲 認知症の義理の母

私の家内の「お母さん」は、認知症です。

 

兄妹で、交互に、寝泊りして介護をしていましたが、

このままでは、流石に無理だと。

介護する方が、身体を壊してしまうと

来月から、老人ホームに入居する予定です。

 

この間、私の家内が、介護をするために、一泊して来ました。

 

午後8時になると、義母の方から家内に

「もう、こんなに遅くなったから寝る」と言って寝室に行ったと。

 

家内は、寝るのには早い時間だったので、起きていたらしいです。

 

すると、義母が起きて来て

「こんな夜遅くに何をしてるの」と大声。

「電気を消さないと、爆弾が落ちてくる。

ほら、あそこで、どーんと音がしている」と言ったそうです。

 

義母は、88歳です。

簡単に計算すると、太平洋戦争が始まったのが、1941年。

終わったのが、1945年。

 

当時、義母は、6歳~9歳です。

 

尋常小学校1年は、6歳。

ですので、9歳ですから、4年生となるのかな。

 

今は、西暦2024年、令和6年。

太平洋戦争を知っている世代が、まだ居るという事になります。

 

今の子供たちにとって、太平洋戦争なんて

遥か昔の出来事と感じるでしょう。