ストーカーの歌「まちぶせ」

 

前に、私の嫁さんとの、なり染めを書いた記事がありました。

一目惚れして、嫁さんの周りをウロウロしていたと書きました。

結婚したから良いものの、今なら「ストーカー」ですよね。

 

 

さて、本題です。

 

 

子供の頃、コンポーネントステレオを買って欲しかったのですが

買ってもらえませんでした。

 

 

学校帰りに、家電量販店に寄って

ステレオを触ったり、音を聴いていました。

 

 

すると、この歌が流れてきたのです。

声も良いとは思えず、歌も下手だなと感じたのですが

好きだったのよあなた 胸の奥でずっと

このフレーズが、ずっと耳に残っていました。

 


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調べてみると、1976年に発売されたシングル曲だったのですね。

そんなにヒットしなかったと記憶しています。

 

 

それから、5年後、石川ひとみのシングルとして発売されます。

 

調べてみますと、石川ひとみは出す曲みんなヒットせず

もうダメだなと思われ、次に出すシングルが売れなかったら

もうキミは歌手としては終わりだね、と言われたといいます。

 

 

そうこうしていると、石川ひとみ

三木聖子の「まちぶせ」を聴いたのです。

 

 

この曲を歌いたい

これでダメだったら、歌手をあきらめると。

で、これがヒットするんですよ。

 

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私は、石川ひとみ版「まちぶせ」を聴いて

あ!昔、家電量販店で聴いた、あの曲だ!と思いました。

 

 

三木聖子バージョンも、石川ひとみバージョンも

ユーミンの旦那の松任谷正隆が、アレンジしています。

ちなみに、作詞作曲は、松任谷由実

 

松任谷正隆は、フィル・スペクターのウォールオブサウンド

音の壁」といわれるアレンジがしたかったと話している。

 

 

しかし、三木聖子版では、あとひとつ、思う通りにはいかなかったので

今度は、もっとウォールオブサウンドを突き詰めたいと思ったと。

 

フィル・スペクターのアレンジ「ウォールオブサウンド」を

音楽界が認めた曲「Be My Baby」

 


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さて「まちぶせ」の歌詞

 

夕暮れの街角 のぞいた喫茶店

微笑み見つめ合う 見覚えある二人

あの娘が急になぜか きれいになったのは

あなたとこんなふうに 会ってるからなのね

 

好きだったのよあなた 胸の奥でずっと

もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる

 

気のないそぶりして 仲間に加わった

テーブルをはさんで あなたを熱く見た

怖いよぉ~

 

あの娘がふられたと 噂にきいたけど

わたしは自分から 云いよったりしない

別の人がくれた ラヴ・レター見せたり

偶然をよそおい 帰り道で待つわ

完璧にストーカーじゃん!!

 

好きだったのよあなた 胸の奥でずっと

もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる

 

好きだったのよあなた 胸の奥でずっと

もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる

あなたをふりむかせる

 

 

昔はね、異性を好きになると

愛しているとアタックする

ってのがぁ~、当然って感じでさ。

ストーカーは恋だったのですよ、旦那。

 

 

ビートルズの曲、実際は、ポール・マッカートニーの曲

ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードを

フィル・スペクターがウォールオブサウンドにアレンジ。

 

ポール・マッカートニーは、そのアレンジが気に入らなくて

ビートルズ内部での争いを起こす切っ掛けの一つになりました。

 

ビートルズ解散は、もっと奥深いですけどね。

それを書くと長くなるので省略。

 


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私は、このアレンジの方が好きですけれど。

 

 

そんなわけで、おしまいなのだ。