人生初 救急車なう

 

 

オシャレで、SNSにアップしたくなる写真を撮ることが出来る場所を

「映えスポット」などと言いますが

 

今、こんな困ったことが起きているといいます。

 

 

救急車で搬送中の車内の「記念撮影」です。

岡山市消防局は、「このままでは業務に支障が出かねない」として、

注意の呼びかけを始めました。

 

 

SNSより)
「人生初 救急車なう」
「初めて救急車で運ばれてる」

これらはSNSにアップされていた写真。

救急車で搬送中に撮影されたものです。

 

岡山市消防局が制作した動画)
「救急車は映えスポットではありません!」

 

ここ数年、こういった救急車の中での写真や動画の撮影が増えていることから、

岡山市消防局は、注意を呼びかける動画を制作。4月に公開しました。

 

搬送されている本人による写真撮影のほか、

特に多いのは「付き添いの友人による悪ふざけだ」といいます。

 

迅速な対応が求められる救急活動ー。

岡山市消防局は、「車内での撮影は処置の妨げになる可能性がある」と頭を悩ませています。

 

 

私は昔、41度の熱を出し

ばったりと倒れました。

起き上がれない。

 

嫁の肩を借りて、起きて、

ヨロヨロと歩いて、嫁が運転する車に乗って

総合病院の夜間受診を受けに行きました。

 

座っているのがやっとで

しかし、順番待ち。

やっと自分の番が来たと思ったら

救急車が到着。

 

「すみません。救急車が優先なので、お待ちください」

私も当然だろうと思い、頑張り耐えました。

 

しばらくすると、元気で笑顔の若い男が出て来ました。

 

やっと、私の番。

「肺炎ですね。点滴をします」

点滴で済みましたが。

 

最近は、

救急車をタクシー代わりに使う人が増えた

というニュースをよく見るようになりました。

 

 

三重県松阪市内の3病院が6月から、

入院不要の救急搬送者に対して7700円を徴収する。

 

救急搬送者の半数近くは入院不要の軽症者。

「有料化」には不適正利用を減らす狙いがある。

 

AERA 2024年4月1日号より。

*  *  *

救急車を呼んでも入院に至らなかった場合、7700円を徴収します──。

 

救急医療を担う三重県松阪市内の3基幹病院が6月1日から、

救急搬送されたうち入院に至らなかった軽症患者から

保険適用外の「選定療養費」として

一人(件)につき7700円(税込み)を徴収する。

 

救急車を安易に利用する「コンビニ受診」を減らす目的だという。

「ついに救急車が有料に?」

そんな声も含めて大きな話題になったが、

松阪市健康福祉部健康づくり課の担当者は

「今回の取り組みは救急車の有料化ではありません」とくぎを刺す。

 

2016年の健康保険法改正とその後の見直しで、

200床以上の地域医療支援病院は医療体制維持のため、

他の医療機関からの紹介状を持たない初診患者から選定療養費として

7千円以上を徴収することが義務付けられている。

今回はその範囲を救急車利用にまで広げた形だ。

 

 

軽傷なのに救急車を呼んだら有料に賛成です。