かつてレーザーディスクなるもがあった。

「絵の出るレコード」などど宣伝をしていた。

 

 

その当時は「VHD」なるディスク・プレイヤーと規格争いをしていた。

 

 

VHDは、ディスクとセンサーが接触し信号を拾っているので、

ディスクの劣化は明らかだった。

メーカーは「1,000回の再生、2年は大丈夫なので実用上の問題はない」

そう言っていた。

 

ちなみに「レーザーディスク」は、非接触

 

私は

「でも、1,000回の再生回数までしか保証できないと言う事でしょ?」

そう思っていた。

私が「レーザーディスク」を選んだ理由は

CDも再生できるコンパチブルプレイヤーだったからだった。

 

 

HI-VIなる雑誌で、インチキ評論家が

レーザーディスク」の方が良いと書いていたのも理由だった。

 

しかし、「レーザーディスク」のソフトは価格が高かった。

1万円前後。

のちに「ブロックバスター」と称して、5800円のソフトが発売された。

しかし、それでも高い!

結局、買ったのは、十数枚。

 

しかもである

レーザーディスク」は、A面、B面とあるのだ。

映画の途中で、B面に、ひっくり返えさなければいけなかったのだ。

 

暫くして、A面、B面自動チェンジなる製品が出た。

そこで私は、それを買った。

 

A面からB面に再生が切り替わるのに時間がかかった。

映画を観ることに没頭できなかった。

 

「DVD-Video」の登場で

レーザーディスク」の敗退が明白になりだすと

レーザーディスク・ソフト」の投げ売りが出て来る。

700円、500円。

 

500円程度のソフトを何枚も買った。

 

でも観ることは、ほとんどなく、

LPレコードの棚に保管しているだけの存在になった。

 

子供の頃に流行した「BCLラジオ」や

子供の頃に使用していた、1970年代の「ステレオラジカセ」には

ノスタルジーを感じるけれど、

レーザーディスク」には、何の思い入れもない。

 

ヤフオクなどで出品されているが

あまり落札されていない。

 

タダであげると言われても、

ん~、多分、貰わないと思う。